研究分析の結果、1日に20オンス(約2.5杯)の緑茶を飲む人は、7オンス(約1杯)以下の緑茶を飲む人に比べて白質病変の体積が平均3%低かったことが判明。さらに、1日に50オンス(約6.25杯)の緑茶を飲む人は、7オンス(約1杯)以下のグループと比べて白質病変の体積が平均6%低いことが確認された。

しかし、緑茶の摂取量と海馬や脳全体の体積には有意な関係が見られなかった。また、コーヒーの摂取と脳の健康の間にも有意な関係が見られなかった。

 

緑茶に含まれる抗酸化作用や抗炎症作用が血管を保護し、脳の健康を促進する可能性があると研究チームは結論づけている。

ただし、本研究は観察研究であるため、緑茶を飲むことが直接的に脳の健康を改善するとは現時点では断言できない。

【参考文献】

Shibata, S., Noguchi-Shinohara, M., Shima, A., Ozaki, T., Usui, Y., Taki, Y., Uchida, K., Honda, T., Hata, J., Ohara, T., Mikami, T., Maeda, T., Mimura, M., Nakashima, K., Iga, J., Takebayashi, M., Ninomiya, T. & Ono, K. (2025). Green tea consumption and cerebral white matter lesions in community-dwelling older adults without dementia, npj Science of Food, 9(2).

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