11月には西側の情報機関が、ロシアが北米に向かう航空機の貨物に発火装置を仕掛ける計画を立てているらしいと報告した。ドイツの宅配施設やイギリスの倉庫で起きた火災もこの計画に関係しているとみられている。主な標的は貨物機を標的にしている可能性があるとして、世界の空の安全に対する懸念が高まっている。

10月にはポーランド当局が、破壊活動を行う外国の諜報ネットワークに関与した疑いで4人を逮捕したと発表した。

これら一連の破壊工作について西側の当局者は、ロシアがウクライナを支援する国々を狙ってエスカレートさせているハイブリッド戦争だとみている。2024年にヨーロッパ各地で相次いだ選挙に関する誤情報拡散や放火事件なども、その作戦の一環だとされている。

当局者らはこれらの作戦の多くについて、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)が企てたものと考えているが、ロシア政府は否定している。

ポーランド国内安全庁(ABW)は、ポーランド国内およびEUやNATO加盟諸国でロシアによるハイブリッド攻撃が急増していると報告、主導しているのはロシアの情報機関だと指摘している。ABWと検察、警察はこれに関連する捜査でこれまで20人を起訴しており、脅威の規模がうかがえる。

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