トランプの長男ドナルド・トランプ・ジュニアが1月7日にグリーンランドを訪問したことも、トランプの意図をめぐる憶測に拍車をかけた。

アメリカがピツフィク宇宙軍基地を置いているグリーンランドは天然資源が豊富で、ロシアや中国が北極圏での影響力拡大を目指すなか、貿易面でも戦略的に重要な位置にある。

だが、デンマークの自治領であるグリーンランドはNATOの一員でもある。

米シンクタンクの上級研究員であるビクトリア・ハーマンは米ワシントン・ポスト紙に対し、グリーンランドに対する米軍のいかなる攻撃も、NATO憲章第5条に基づき「NATO加盟国に対する攻撃」と見なされるだろうと述べた。

英ロンドンにあるウエストミンスター大学の政治専門家であるイタイ・ロテムは本誌に対して、グリーンランドへの侵攻はNATO加盟国同士の戦争を意味し、ロシアと戦争を続けるウクライナに対するNATOの支援体制を弱体化させることになると指摘した。

ロテムはまた、トランプの発言は「ヨーロッパとの関係悪化が新政権の戦略の一部らしい」ことを示しているとも述べた。

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