今回の共同訓練に米軍は22機の航空機を派遣。その中にはB-52H戦略爆撃機1機、F-16戦闘機6機、F-22およびF-35Aステルス戦闘機それぞれ4機、F-18戦闘機4機とEA-18G電子戦機3機が含まれている。日本の自衛隊はF-15戦闘機13機を派遣した。

米空軍によればB-52Hは核弾頭や通常弾頭を搭載したミサイルなど合計で約32トンの兵器を積載することができる。現在76機のB-52Hが運用中で、このうち46機は核兵器を搭載できる装備になっている。

日本の防衛省は共同訓練について報道発表の中で、日本周辺における安全保障上の重大な懸念となる活動が活発化するなど、日本を取り巻く安全保障環境がより一層厳しさを増していることを受けて行ったものだと説明した。

米太平洋空軍はX(旧ツイッター)への投稿で、「安全保障に対する米空軍と日本の航空自衛隊の強い決意は、両者の協力を示す定期的な演習を通じて着実に強化されている」と述べた。

日本の防衛省統合幕僚監部はXへの投稿で次のように述べた。「今回の訓練を通じて、力による一方的な現状変更を起こさせないとの日米の強い意志および自衛隊と米軍の即応態勢を確認するとともに、日米同盟の抑止力・対処力を一層強化した」

アメリカはロシアと中国、および核兵器を保有する北朝鮮に対抗するために日米韓3カ国の安全保障協力の強化に力を注いでおり、今後も日本と韓国と共同演習を実施していく可能性が高い。

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