円買い介入に制約なし

トランプ氏選出に伴う円の先安観を受け、介入警戒感もくすぶり始めた。為替円安を巡り三村淳財務官は7日、投機的な動向も含め、為替市場の動向を「極めて高い緊張感を持って注視する」と語気を強めた。

円相場は7日に一時1ドル=154円71銭と、7月30日以来の安値に下落していた。

 

三村財務官が極めて高い緊張感という新たな表現と併せ、「行き過ぎた動きに対しては、適切な対応を取っていく」と強調したことで、市場では「円安への警戒感が強まっている」(大和証券の石月幸雄シニア為替ストラテジスト)との受け止めが目立つ。

トランプ前大統領は今年4月、約34年ぶりのドル高/円安水準となったことを受け、SNS上に「大惨事だ」と投稿した。

就任以降も同様のスタンスをとるなら「円買い介入に制約をかけられることはない」と前出の石月氏は語る。「米国との協調介入もあり得る」と同氏はみている。



[ロイター]
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