ロイターの算出によると、同社には2016年償還の既発債が2800万ドル相当ある。

 DBS(シンガポール)のクレジットアナリスト、ナンシー・コウ氏は「セメントセクターの有意義な再編が今求められている。設備過剰と環境問題に直面し、企業の間ではスケールメリット(規模の経済)を実現して市場シェアを維持するために競争をなくすよう、一段の圧力がかかっている」と指摘した。

 中国山水水泥の上半期業績は主要地域でのセメント価格下落が響き、31%の減収で最終赤字となった。

 格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は6月に同社の格付けを「Bプラス」から「CCC」に引き下げ、今後12カ月間に期限を迎える債務の返済リスクが高まったと警告していた。

 11日の発表後、フィッチ・レーティングスは中国山水水泥の格付けを「C」から「一部債務不履行(RD)」に引き下げた。

 (Umesh Desai記者 翻訳:佐藤久仁子 編集:加藤京子)

[香港 11日 ロイター]
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