一方、ロシアが据えたクリミア占領当局はウクライナ軍による攻撃を認めていない。

占領当局のオレグ・クリュチコフ首長顧問は「フェオドシアの石油貯蔵施設で火災があった。緊急隊が現場に出動している。死傷者の報告はない」とテレグラムに投稿した。

石油生産を担うクリミア半島最大のフェオドシアターミナルは、今年3月にもウクライナのドローン攻撃の標的にされた。

この時はドローン4機が施設を攻撃して主燃料パイプラインを損傷させ、鎮火に1時間以上かかる火災を発生させた。

ここ数カ月でウクライナ軍は、ウラジーミル・プーチン大統領の戦争に火を注ぐ石油産業の収益に打撃を与えようと、石油貯蔵施設や精製施設を狙ったドローン攻撃を展開している。

(翻訳:鈴木聖子)

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