A:彼女を休ませるのは無理です。あなたの心配は分かりますが、彼女に「ニュースから距離を置いて」などと言わないでください。今の彼女は自分に求められていること、自分にやれることは、何でもやる必要があります。そして彼女は、あなたの支えと理解と共感を必要としています。怒ったり悲しんだり、恐怖を感じたりしないようにと言ったところで、彼女のためにはなりません。
いま母国の状況が気掛かりなのは仕方がないことです。あなたが少しでも彼女の「荷物」を背負ってあげたり、ニュースにクギ付けになっている毎日に文句を言わないようにすることが支えになるでしょう。この非常事態の下で、あなたは彼女のために、嵐の中の穏やかな港になれるよう努めてください。それがあなたにできることです。肝心なのは、できる限り優しく、愛情を持って、完全に協力的な姿勢でいること。たとえあなた自身の負担が増えようとも、そうするべきです。
── ミシェル・ハーマン(小説家)
©2022 The Slate Group
<本誌2022年4月5日号掲載>
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