[ニューヨーク 9日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場ではドルが小幅高。前週の下落を受けた安値拾いの買いが続いており、対主要通貨バスケットで11営業日ぶり高値をつけた。
主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.18%上昇し、92.524。
ドル指数が前週2日に昨年9月20日以来の安値を更新していたこともあり、コモンウエルスFXの首席市場アナリスト、オマー・エジナー氏は、ドル回復の期が熟したようにみえると指摘した。
円<JPY=>は対ドルで6営業日ぶり高値を更新。日銀が超長期国債の買い入れを減額したことを受け、日銀が年内に大規模な緩和策の解除に着手する可能性があるとの観測が高まった。
ユーロ/ドル<EUR=>は0.27%安の1.1933ドル。ユーロは前週、対ドルで約4カ月ぶり高値をつけていた。
前出のエジナー氏は「ユーロを巡る楽観的な見方が幾分薄れつつあるようにみえる」とし、「インフレ率が大幅に上昇しない状況で、欧州中央銀行(ECB)は極めて慎重なペースで金融政策の正常化を進めることを余儀なくされるだろう」と語った。
反面、FXTMのリサーチアナリスト、ルクマン・オトゥンガ氏はノートで、欧州の景気回復がユーロを支える一方で、米国の低インフレ懸念を受けドルの見通しは幾分不安定とし、基調的にユーロが引き続きドルに対し上昇するとの見通しを示した。
ポンド/ドル<GBP=>は0.24%安。最近上昇していたことから、利益確定売りが出た。ただ、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)交渉が良好な結果に結びつくとの期待は引き続きポンドを下支えている。
ドル/円 NY午後4時 112.58/112.61 <JPY21H=>
始値 112.66 <JPY=>
高値 112.77
安値 112.37
ユーロ/ドル NY午後4時 1.1936/1.1940 <EUR21H=>
始値 1.1927 <EUR=>
高値 1.1939
安値 1.1917
(表はロイターデータに基づいています)