タピオカミルクティー飲み過ぎで病院!? 中国の14歳少女に起こった一大事

2019年6月10日(月)16時20分

<ひどい腹痛に、食事も喉を通らなくなった少女。CTスキャン検査で明らかになった原因とは>

日本でも止まる所を知らない、タピオカミルクティーブーム。週末になると、多くのティーンエイジャーがプチプチのタピオカ入り飲料を求めて列を成すので、タピオカミルクティー好きでなくともその人気ぶりはご存知だろう。

そんななか、中国から気になるニュースが舞い込んだ。

ニュースサイト「THE EPOCH TIMES」によると、中国・浙江省に住む14歳の少女がひどい腹痛に襲われた。しばらくは家で様子を見ていたそうだが、腹痛が収まる気配はなく食事が取れないまでに悪化し、彼女の両親は5月28日に少女を病院に連れて行ったと現地メディアが伝えている。

診察の結果、CTスキャンで少女の腹部に奇妙な球状の影が複数発見された。少女に最近の食事について聞くと、直近でタピオカミルクティーを飲んでいたことが明らかに。CTスキャンに映った、球状の物体はタピオカと推測されている。少女には、便秘を解消するための下剤が処方され事無きを得た。

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しかしながら治療に当たった医師は、解せない。確認されたタピオカと思しき物体はとても多く、ここまで深刻な状態になるには、かなりの量を長期間にわたって摂取する必要があると話している。

インタビューを受けた別の医師によると、でんぷんから作られるタピオカは、消化が難しいこともあると注意を促す。店によっては、粘着剤や防腐剤を加えるところもあり、このような成分を継続的に体に取り込むと胃腸の機能不全につながる可能性があると指摘した。

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