最新記事

アメリカ社会

「Qアノンのシャーマン」に扮したトランプ支持者、自転車で派手に転倒 映像が800万回再生される

2023年4月7日(金)19時30分
川口陽
トランプ支持者の振る旗とマンハッタン刑事裁判所

トランプ支持者の振る旗とマンハッタン刑事裁判所(4月4日、ニューヨーク) Eduardo Munoz-REUTERS

<裁判所の外では支持者と反トランプ派の罵り合いも>

今週火曜にマンハッタンの裁判所へ出頭したドナルド・トランプ前大統領は、法廷で34件の罪状についてすべて無罪を主張した。この日、裁判所の外には共和党の下院議員であるマージョリー・テイラー・グリーンやジョージ・サントスも駆け付け、数百人のトランプ支持者が集結。一方で反トランプ派の市民も集い、両者がにらみ合う場面もあった。

そのなかで「Qアノンのシャーマン」に扮したトランプ支持者が自転車で車道を走る短い映像が話題となっている。男性は顔を赤、白、青(星条旗の色)に塗り、角のついた毛皮の帽子をかぶっており、2021年1月6日の連邦議会襲撃で界隈から英雄視されるJ.A.チャンスレーを意識しているのは間違いない。

同じく3色で飾った異様にサドルの高い自転車を漕ぐ男性はトランプ支持を叫び、左手を突き上げる。彼が大声を上げると沿道からは罵声が飛び、撮影者もすぐさま否定。男性がカメラの方に視線を向けた次の瞬間、反対側のフードをかぶった少年が沿道から転がしたスケートボードに自転車が引っ掛かって派手に転倒した。シンボルマークの角のかぶり物も途中で取れてしまう。

【動画】トランプ支持を叫んでいた自転車の男性が派手に転倒する瞬間

わずか4秒のこの動画は(7日の時点で)800万回を超す再生数を記録。これに追加する形でツイートされた11秒の動画では、転倒した男性がすぐさま立ち上がって(おそらくスケボーを拾った少年の方へ)全力で走り出す様子が確認できる。

この一件で男性が怪我をしたかは分かっていない。

【20%オフ】GOHHME 電気毛布 掛け敷き兼用【アマゾン タイムセール】

(※画像をクリックしてアマゾンで詳細を見る)

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

フィリピンGDP、第1四半期は前年比+5.7%・前

ワールド

バイデン氏、イスラエルへの武器供給停止に初言及 ラ

ビジネス

為替が国民生活に与える影響分析し適切に対応=鈴木財

ビジネス

インドネシア、追加利上げ不要 為替相場は安定=中銀
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:岸田のホンネ
特集:岸田のホンネ
2024年5月14日号(5/ 8発売)

金正恩会談、台湾有事、円安・インフレの出口......岸田首相がニューズウィーク単独取材で語った「次の日本」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地ジャンプスーツ」が話題に

  • 2

    「恋人に会いたい」歌姫テイラー・スウィフト...不必要な「プライベートジェット三昧」に非難の嵐

  • 3

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 4

    「自然は残酷だ...」動物園でクマがカモの親子を捕食…

  • 5

    日本の10代は「スマホだけ」しか使いこなせない

  • 6

    この夏流行?新型コロナウイルスの変異ウイルス「FLi…

  • 7

    休養学の医学博士が解説「お風呂・温泉の健康術」楽…

  • 8

    テイラー・スウィフトの大胆「肌見せ」ドレス写真...…

  • 9

    ロシア軍兵舎の不条理大量殺人、士気低下の果ての狂気

  • 10

    いま買うべきは日本株か、アメリカ株か? 4つの「グ…

  • 1

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地ジャンプスーツ」が話題に

  • 2

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受ける瞬間の映像...クラスター弾炸裂で「逃げ場なし」の恐怖

  • 3

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国の研究チームが開発した「第3のダイヤモンド合成法」の意義とは?

  • 4

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS…

  • 5

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミ…

  • 6

    外国人労働者がいないと経済が回らないのだが......…

  • 7

    「500万ドルの最新鋭レーダー」を爆破...劇的瞬間を…

  • 8

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロ…

  • 9

    サプリ常用は要注意、健康的な睡眠を助ける「就寝前…

  • 10

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 6

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 7

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 8

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

  • 9

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 10

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中