<大統領選の敗北や弾劾裁判よりも、ツイッターからの永久追放と、ゴルフ場の問題のほうが、トランプにとっては重要だったと、トランプの暴露本を出した身内が批判>

ドナルド・トランプ前大統領は、大統領選で敗北したことよりも、ツイッターから締め出され、自分の所有するゴルフ場で開催される予定だった全米プロゴルフ選手権の会場が変更されたことのほうに憤りを感じているはずだと、臨床心理学者でトランプの姪であるメアリー・トランプは語った。

彼女は3月11日、ニュースサイトのインサイダーでトランプについて語った。「ツイッターのアカウントが永久停止処分になり、全米プロゴルフ協会(PGA)がトランプ所有のゴルフ場での大会開催を取りやめたことは、トランプにとって過去4年間で最悪の出来事だろう」

「ツイッターを使えないトランプはどうしていることだろう。 以前ほど世間の注目が自分に集まっていないことには気づいているはずだ」

大統領選の結果を覆すために、トランプを支持する暴徒が連邦議会議事堂を襲撃した2日後の1月8日、トランプはツイッターから永久追放された。この暴動は5人の死者を出し、結果としてあらゆる主要なソーシャルメディアのプラットフォームがトランプのアカウントを一時的または恒久的に凍結した。

トランプを担ぎ続ける共和党

1月10日には、トランプ・ナショナル・ゴルフコース(ニュージャージー州ベドミンスター)で開催する予定だった2022年の全米プロゴルフ選手権の会場を変更するとPGAが発表した。この大会を自分のゴルフ場で開催するために、トランプは何年もかけてロビー活動を行ってきた。

1月11日、ニューヨーク・タイムズ紙のマギー・ハーバーマン記者は、ドナルド・トランプは「がっかりしている」とツイートし、2度目の弾劾裁判よりも自分のゴルフ場で大会を開催できなくなったことに怒っていた、と伝えた。

「トランプは弾劾裁判に怒っている、と彼と話した人は言う。だがPGAの決定に対するトランプの怒りは桁違いだった」と、ハーバーマンはツイートした。

大統領選で敗北した後も、ドナルド・トランプは共和党内で大きな存在感を維持し、2024年の大統領選に出馬することをほのめかしている。

保守派の政治家や活動家が集う保守政治活動集会(CPAC)では、トランプに対する応援演説が相次いだ。テキサス州選出のテッド・クルーズ上院議員など政治家たちは、「ドナルド・トランプはどこにも行かない」と宣言した。

「明らかに、共和党のこのような状態はトランプを助ける形になっている。共和党の支持がなければトランプがどうなるか、想像してみればいい。トランプが選挙に負けた他の候補と同じくらい重要ではない存在になっていたら、彼は精神的にもっと参っていただろう」と、メアリー・トランプは語った。


■トランプ支持者のツイート「彼は活力に満ちて、2024年の大統領選に向けて準備は万端」 出馬話は影響力維持のため
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