エリザベス英女王(94)が15日、ポートンダウンの軍研究施設を訪問した。新型コロナウイルス感染拡大抑制のためのロックダウン(都市封鎖)が実施された3月以来、初めての外出公務。

この施設は、2018年に発生したロシア元情報機関幹部と娘の襲撃事件への対処にかかわっている。

女王は封鎖期間中、ウィンザー城に滞在。社会規制の実施後はビデオや電話を通じるか、王室の居住区域で公務を行なっていた。

今回は、女王がウィリアム王子とともに公の場に姿を表す珍しい形となった。両者ともマスクは着用しなかったが、参加者は全員、社会的距離(ソーシャルディスタンス)を確保し、同行した王室スタッフは事前に新型コロナの検査を受けた。

女王らのマスク不使用決定を巡っては、国民に店内など屋内での着用が義務付けられていることから一部で批判が上がっていた。その一方、規制強化の中で前向きなメッセージになったとの指摘もあった。

[ロイター]
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