アフリカ最大の都市とされる、ナイジェリアのラゴスで20日夜、警察に抗議するデモ隊に兵士が発砲したもよう。目撃した3人によると、デモに参加していた少なくとも2人が撃たれた。

ナイジェリア全土ではここ2週間近く、警察の「対強盗特殊部隊(SARS)」に抗議する数千人規模のデモが連日行われている。

SARSは以前から強奪や拷問、殺人に関与しているとの批判があり、今月11日に解散したが、抗議は続いている。

発砲があったラゴスのレッキ地区でも、抗議デモが毎日行われていた。撃たれた2人の容体は不明。アムネスティ・インターナショナルによると、デモが始まって以来、少なくとも15人が殺害された。

目撃者の1人によると、20日午後7時ごろに20人以上の兵士がレッキ地区に到着し、発砲した。別の目撃者は、10人が撃たれ、撃たれた人を兵士が運んでいたと語った。

警察は発砲への関与を否定。ラゴス州は今回の事案について調査を開始すると発表した。

ナイジェリア軍と大統領の報道官はいずれもコメント要請に応じていない。

[ロイター]
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