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米軍事トランプ、イランへの報復攻撃を承認後に指令を撤回
米ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙によると、トランプ米大統領(写真)は、イランが米軍の無人偵察機を撃墜したことを受け、報復措置として同国への軍事攻撃を承認したが、発動は撤回した。写真はワシントンで20日撮影(2019年 ロイター/Jonathan Ernst)
米ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙によると、トランプ米大統領は21日、イランが米軍の無人偵察機を撃墜したことを受け、報復措置として同国への軍事攻撃を承認したが、発動は撤回した。
同紙は政権高官の話として、トランプ大統領が当初、一部施設に対する軍事攻撃を承認したと報道。攻撃は、イラン軍や民間人への影響を最小限に抑えるために21日未明に予定されていたという。
政権高官によると、航空機が発進し、艦隊も態勢を取っていたが、指令は撤回された。
ただ同紙は、イランへの攻撃が今後行われるかどうかは明確でないと伝えた。指令の撤回が、大統領の方針の変更、または兵站や戦略に関する政権の懸念によるものなのかも明らかではないと付け加えた。
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