最新記事

北朝鮮

北朝鮮が万景峰号でロシアへ定期航路 経済協力などで関係強化へ

2017年5月18日(木)09時27分

5月17日、核・ミサイル問題で国際社会から孤立する北朝鮮は、ロシアとの経済協力強化に向け、ロシア極東ウラジオストクとの間の定期航路を開設した。写真は北朝鮮の旗。北京で15日撮影(2017年 ロイター/Thomas Peter)

核・ミサイル問題で国際社会から孤立する北朝鮮は17日、ロシアとの経済協力強化に向け、ロシア極東ウラジオストクとの間の定期航路を開設した。朝鮮中央通信社(KCNA)が報道した。

北朝鮮は国連安全保障理事会の決議に違反して核やミサイルの開発を進めている。北朝鮮の主要な経済支援国である中国が北朝鮮への制裁を強化した場合、金正恩・朝鮮労働党委員長はロシアとの関係を強めることが賢明だと考えるかもしれないと専門家は述べる。

ロシアのプーチン大統領は15日、新たな国が核兵器の保有国となることに反対するとしながらも、国際社会は北朝鮮と協議するべきであり、脅してはならないと主張した。

KCNAによると、定期航路に就航する貨客船「万景峰」号はこの日、北朝鮮の羅津港を出発した。「万景峰は羅津ーウラジオストック間の国際的な観光船として、両国の海上輸送や経済協力、観光に前向きな貢献をするだろう」とした。北朝鮮東部の清津のロシア総領事が貨物船を見送ったという。

北朝鮮は今月14日に弾道ミサイルを発射。ミサイルはロシアに近い海域に落下した。

米国は中国と新たな国連制裁について協議している。中国は北朝鮮が、核兵器やそれを搭載する弾道ミサイルを開発することを認めていない。

ウラジオストクは、世界でも有数の北朝鮮人のコミュニティーを抱える。そこに住む北朝鮮人は祖国に対し、北朝鮮が非常に必要としている外貨を毎月何千ドルと送金している。

万景峰は最大200人の乗客と1000トンの貨物を月に6回運ぶ予定だ。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

NY外為市場=ドル下落、月間では主要通貨に対し2%

ワールド

トランプ氏、議会承認済みの対外援助予算を撤回へ 4

ワールド

訂正-トランプ氏、ハリス前副米大統領の警護打ち切り

ビジネス

再送米PCE価格、7月前年比+2.6% コアは5カ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:健康長寿の筋トレ入門
特集:健康長寿の筋トレ入門
2025年9月 2日号(8/26発売)

「何歳から始めても遅すぎることはない」――長寿時代の今こそ筋力の大切さを見直す時

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が下がった「意外な理由」
  • 2
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動ける体」をつくる、エキセントリック運動【note限定公開記事】
  • 3
    豊かさに溺れ、非生産的で野心のない国へ...「世界がうらやむ国」ノルウェーがハマった落とし穴
  • 4
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体…
  • 5
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ…
  • 6
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害…
  • 7
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 8
    「人類初のパンデミック」の謎がついに解明...1500年…
  • 9
    トレーニング継続率は7倍に...運動を「サボりたい」…
  • 10
    自らの力で「筋肉の扉」を開くために――「なかやまき…
  • 1
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ女性が目にした光景が「酷すぎる」とSNS震撼、大論争に
  • 2
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 3
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット民が「塩素かぶれ」じゃないと見抜いたワケ
  • 4
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が…
  • 5
    皮膚の内側に虫がいるの? 投稿された「奇妙な斑点」…
  • 6
    なぜ筋トレは「自重トレーニング」一択なのか?...筋…
  • 7
    飛行機内で隣の客が「最悪」のマナー違反、「体を密…
  • 8
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動…
  • 9
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ…
  • 10
    豊かさに溺れ、非生産的で野心のない国へ...「世界が…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果…
  • 7
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 10
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中