関係筋3人は3日、サウジアラビアのムハンマド副皇太子が、米当局者との会談のため6月中旬に米ワシントンを訪問する見通しだと明らかにした。オバマ米大統領と会談する可能性もあるという。

 関係筋1人によると、ムハンマド副皇太子は6月14─16日にワシントンを訪れた後、ニューヨークで金融会社との会合に出席する。ロサンゼルスも訪問先に含まれる可能性がある。

 カーター米国防長官らとの会談では、イエメンでの戦闘が議題に上る見通し。サウジ主導の連合軍は昨年、イランの支援を受けるイスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」に対する軍事行動を開始した。このほか、シリア内戦についても協議されるとみられる。

 米ホワイトハウスの当局者は「現時点で発表する訪問予定はない」と述べた。

 サルマン国王の息子のムハンマド副皇太子は、石油への依存度を低下させ投資国家への転身を図る包括的な経済改革を主導するほか、国防相も務めている。

[ワシントン 3日 ロイター]
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