最新記事

人権問題

「現代の奴隷」世界で4600万人、日本も29万人が奴隷状態

2016年6月1日(水)19時39分

 人口比率で見ると、北朝鮮が最も高く、人口2500万人の4.4%、20人に1人が奴隷状態にあるという。そのほか、ウズベキスタンやカンボジアが高かった。

 また調査では、衣服や食料品などの世界的なサプライチェーンにおいて単純労働者の多いアジアは、奴隷状態にある全体人数の3分の2を占めていることが明らかとなった。

 対策を最も取らない国として挙げられたのは、北朝鮮、イラン、エリトリア、赤道ギニア、そして香港だった。

 一方、最も対処している国には、オランダ、米国、英国、スウェーデン、オーストラリアが名を連ねた。

 欧州は奴隷が最も少ない地域だが、強制労働や性的搾取の源であり、目的地となっていたと、同人権団体は指摘。また、紛争や貧困から逃れる難民・移民の欧州への大量流入の影響はまだ分からないとしている。

 クロウさんは、奴隷はなくならない問題だと述べ、「解決するまで、われわれ皆が集中して取り組み続けるべきだと思う」と語った。

 奴隷状態にある人が最も多い国トップ10は以下の通り。また、25位の日本は約29万人が奴隷状態とされており、約30万人のイエメン(24位)と約26万人のシリア(26位)に挟まれている。

 1.インド

2.中国

3.パキスタン

4.バングラデシュ

5.ウズベキスタン

6.北朝鮮

7.ロシア

8.ナイジェリア

9.コンゴ民主共和国

10.インドネシア

[ロンドン 31日 トムソン・ロイター財団]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

ユーロ圏投資家心理、1月予想以上に改善 底打ちの兆

ビジネス

中国AI研究者、米国との技術格差縮小可能と指摘 課

ビジネス

25年世界スマホ出荷2%増、アップルがシェア20%

ビジネス

26年の原油価格は下落へ、供給増で=ゴールドマン
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画をネット民冷笑...「本当に痛々しい」
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 7
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    筋力はなぜパワーを必要としないのか?...動きを変え…
  • 10
    美男美女と話題も「大失敗」との声も...実写版『塔の…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 5
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 6
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 7
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 8
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 9
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 10
    「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじ…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中