最新記事
SDGsパートナー

自然と共に学ぶ「ビー・スクール」ゲランが明日へと花咲かせるミツバチと子どもたちへのプログラム

2023年12月15日(金)11時00分
ニューズウィーク日本版編集部SDGs室 ブランドストーリー
自然と共に学ぶ「ビー・スクール」 ゲランが明日へと花咲かせるミツバチと子どもたちへのプログラム

生き物や環境の大切さを学ぶ子どもたち。ミツバチの生態に興味しんしんだ

<ミツバチ観察で子どもたちが自然保護の大切さを学ぶ。自然由来の製品を扱う化粧品メーカーによる体験型環境教育が生物多様性を次世代に伝える>

世界を変えるには、ニュースになるような大規模なプロジェクトや製品だけでは不十分。日本企業のたとえ小さなSDGsであっても、それが広く伝われば、共感を生み、新たなアイデアにつながり、社会課題の解決に近づいていく──。この考えのもと、ニューズウィーク日本版はこの春、「SDGsアワード」を立ち上げました。その一環として、日本企業によるSDGsの取り組みを積極的に情報発信していきます。

◇ ◇ ◇


自然由来成分を使用したフレグランスや化粧品を製造し、世界各国で販売しているゲラン株式会社は、素材となる植物の受粉で重要な働きを担うミツバチを保護すべく、「ゲラン・ミツバチ保護プログラム」を実施している。その一環として、世界各国で実施している「ビー・スクール(Bee school)」は、若い世代にミツバチ保護の重要性を伝える取り組みだ。

自然の恵みを受けて製品を提供する企業として、植物の存続に不可欠なミツバチの保護に取り組む


ミツバチは花の蜜を吸うために花から花へ飛びまわり、植物の受粉を助ける「ポリネーター(花粉媒介者)」という重要な役割を担っている。植物が子孫を残すためには、欠かせない存在だ。しかし現在、ミツバチの数は減少し続けており、生態系のバランスが崩れることが危惧されている。

フランスに本社を置き、フレグランスやスキンケア、化粧品の製造・販売を行っているゲラン株式会社は、ミツバチの保護を目的とする15のパートナーシップと様々なイニシアチブを集約した「ゲラン ミツバチ保護プログラム」を通して、10年以上にわたりミツバチの保護と生物多様性の保全に取り組んでいる。

1828年の創業以来、同社は自然の恵みから誕生した素材を使用し、世界中の豊かな自然をインスピレーションの源に高品質の製品を生み出しており、ミツバチをブランドのシンボルとしている。

A.A_FORTE_BOISE_2023_-_ROSA_PALISSANDRO_-_VISUEL_RECHARGE-257401.jpg

フランス・パリで誕生してから約200年、伝統を重んじながらも更なる未来へと自然をつなぐため革新的な事業を続けていく

「ブランドのシンボルであり、優れたポリネーターであるミツバチが世界中の花を咲かせることを可能にしているおかげで、ゲランの製品はできあがっています。当社は、これらの製品を通して培われてきた美の軌跡を、将来にわたり次世代へと引き継いでいく使命があると考え、このプログラムに取り組んでいます」と、マーケティング & コミュニケーション本部 リテールマーケティングマネージャーの荒谷雅氏は語る。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏「ウクライナはモスクワ攻撃すべきでない」

ワールド

米、インドネシアに19%関税 米国製品は無関税=ト

ビジネス

米6月CPI、前年比+2.7%に加速 FRBは9月

ビジネス

アップル、レアアース磁石購入でMPマテリアルズと契
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AIの6原則
特集:AIの6原則
2025年7月22日号(7/15発売)

加速度的に普及する人工知能に見えた「限界」。仕事・学習で最適化する6つのルールとは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「二度とやるな!」イタリア旅行中の米女性の「パスタの食べ方」に批判殺到、SNSで動画が大炎上
  • 2
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長だけ追い求め「失われた数百年」到来か?
  • 3
    「飛行機内が臭い...」 原因はまさかの「座席の下」だった...異臭の正体にネット衝撃
  • 4
    真っ赤に染まった夜空...ロシア軍の「ドローン700機…
  • 5
    「このお菓子、子どもに本当に大丈夫?」──食品添加…
  • 6
    「史上最も高価な昼寝」ウィンブルドン屈指の熱戦中…
  • 7
    約3万人のオーディションで抜擢...ドラマ版『ハリー…
  • 8
    「オーバーツーリズムは存在しない」──星野リゾート…
  • 9
    「巨大なヘラジカ」が車と衝突し死亡、側溝に「遺さ…
  • 10
    歴史的転換?ドイツはもうイスラエルのジェノサイド…
  • 1
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップを極めれば、筋トレは「ほぼ完成」する
  • 2
    「弟ができた!」ゴールデンレトリバーの初対面に、ネットが感動の渦
  • 3
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首」に予想外のものが...救出劇が話題
  • 4
    千葉県の元市長、「年収3倍」等に惹かれ、国政に打っ…
  • 5
    日本企業の「夢の電池」技術を中国スパイが流出...AP…
  • 6
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別…
  • 7
    イギリスの鉄道、東京メトロが運営したらどうなる?
  • 8
    完璧な「節約ディズニーランド」...3歳の娘の夢を「…
  • 9
    エリザベス女王が「うまくいっていない」と心配して…
  • 10
    「二度とやるな!」イタリア旅行中の米女性の「パス…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 4
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 5
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 6
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 7
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 8
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 9
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 10
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中