プレスリリース

米国国勢調査局 2021年米国産ピーナッツの輸出量を分析 「ピーナッツバター」の需要高まる 最大の輸出先は"メキシコ" 日本への輸出量は26%増加

2022年03月11日(金)15時00分
アメリカンピーナッツ協会(米国バージニア州、代表:リチャード・オーウェン)は、米国国勢調査局のデータによる2021年1月から12月の米国産ピーナッツ輸出量の分析結果を発表いたしました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/301461/LL_img_301461_1.png
2021年の米国産ピーナッツおよびピーナッツバターを含むピーナッツ加工品の最大の輸出先は"メキシコ"

2021年の米国のピーナッツおよびピーナッツ加工品すべて(ピーナッツバターを含む)の総輸出量は、前年比で数量が26%減、金額が10%減の、499,685トンとなりました。中国への輸出の急落がこの減少の主な要因となっています。製品別の輸出量については、殻付きピーナッツの出荷量が減少し、「ピーナッツバター」と「ピーナッツ(薄皮なし)」の増加がみられました。

2021年の米国産ピーナッツおよびピーナッツバターを含むピーナッツ加工品の輸出先として、中国とカナダを抜きメキシコが第1位となり総出荷量は過去最高の139,011トン(1億8,900万ドル相当)に達し、米国産ピーナッツの最大の輸出先となりました。生ピーナッツの需要の高まりと、「ピーナッツバター」の需要急増により、メキシコへの輸出量は前年比23%増、輸出額は37%増となりました。

日本への2021年の米国産ピーナッツおよびピーナッツバターを含むピーナッツ加工品の輸出も顕著な伸びを示し、前年比で数量は26%増の16,544トン、金額は27%増の3,200万ドルとなっています。近年、日本でもピーナッツバターの人気が高まっています。FDA(米国食品医薬品局)では、原料の90%以上にピーナッツが含有されているもののみを「ピーナッツバター」として定義しており、甘さ控えめで栄養源豊富な食材として、パンに塗るだけでなく、練りごまの代わりに和食の調味料や、アジア料理の味付けに用いるなど活用の幅が広がってきています。最近では首都圏を中心に、店内でピーナッツを挽いて作るフレッシュなピーナッツバターを販売する量販店も増えています。

米国産ピーナッツの年間累計輸出量に関する詳細は、 https://peanutsusa.com/ をご覧ください。
出所: https://peanutsusa.com/ 米国国勢調査局のデータによるAPCの分析


◆アメリカンピーナッツ協会(APC)について
アメリカンピーナッツ協会は、米国のピーナッツ産業の長期的成長を支援するため設立されました。米国産ピーナッツの品質管理や国際的な消費促進、生産・加工に関する研究促進を使命として、国内外でのマーケティング、PR活動、顧客サービス、研究を主な活動としています。

公式サイト: https://peanutsusa.jp/
Facebook : https://www.facebook.com/peanutusajapan/
Instagram : @american_peanut_japan


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