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【銘柄】「第2のキオクシア」は現れるか...健全化したIPO市場で期待される3つのユニコーン企業とは

2026年02月04日(水)12時30分
佐々木達也(証券アナリスト・金融ライター)
スマートニュース

今年はスマートニュースの新規上場も期待されている Timon - stock.adobe.com

<日経平均株価が上昇を続ける中で、今年のIPO市場にも期待が集まっている。東証改革により近年は大型案件が増え、理想的なテンバガーも誕生。プリファード・ネットワークスなど話題のユニコーン企業の上場も噂されている>

年始から大きく動いてきた日経平均株価は、2月3日に再び最高値を更新し、終値で54,721円を付けました。こうした中、今月から2026年のIPO(新規株式公開)市場が幕を開けます。

近年、日本のIPO市場は明確に変化しつつあります。それは端的に言えば、IPO案件が以前よりも厳選されてきている、ということです。昨年2025年の東証のIPOは60件で、3年前と比べて4割弱も減少しましたが、だからと言ってIPO市場自体が衰退しているわけではありません。

変わりつつある日本のIPO市場

IPO案件が減少しているのは、安易な上場にフィルターをかけ、投資家の信頼が高まりつつあることの裏返しです。

また、上場後の値動きも安定化しつつあります。かつて人気のIPO株は、当選確率が低い代わりに、初値が公募価格(公開価格)から2倍、3倍以上の値上がりをすることも珍しくありませんでした。業績や成長性よりも、希少性という需給だけで買われていたことが背景にあります。

それに対して、ここ数年は、初値が公募価格を下回る「公募割れ」のケースが減っています。これは、IPOを取りまとめる主幹事証券会社と発行体企業が、市場の需要や環境をじっくりと見極めて、適正な公募価格を設定するようになってきた結果でもあります。

2025年のIPO市場を振り返ると、案件の絶対数が減った一方で、東証プライム市場に直接上場する大型案件は増えました。例えば、ソニーグループ<6758>から分離上場したソニーフィナンシャルグループ<8729>、SBI新生銀行<8303>、半導体株のJX金属<5016>などです。

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