中東以外からのナフサ輸入、4月は倍増の見通し=経産省
ホルムズ海峡を示す地図。3月23日撮影。REUTERS/Dado Ruvic
Ritsuko Shimizu
[東京 31日 ロイター] - 経済産業省は31日、中東情勢の緊迫化で不足が懸念されているナフサについて、4月に中東以外から到着する量は90万キロリットルにのぼり、平時の45万キロリットルから倍増する見通しにあることを明らかにした。
米国とイスラエルがイランを攻撃した2月28日以前に出航したナフサ船(米国産)が4月1日に千葉県に到着するほか、攻撃開始以降のものも「代替調達の一環で、様々な努力を通じて増えている」(経産省幹部)という。90万キロリットルのうち、30万キロリットルは米国からとなっているほか、米国以外では、ペルー、アルジェリア、豪州、インドからの調達を挙げた。
石油化学製品の原料となるナフサは、国内生産が約4割、中東地域からの輸入が約4割を占める一方、中東以外からの輸入が約2割となっていた。
液化天然ガス(LNG)はホルムズ海峡経由の輸入が6%(年間400万トン程度)だが、発電効率が低い石炭火力の年間設備利用率を50%以下に抑制する措置を2026年度は適用しないことでLNG年間50万トンの節約になるほか、東京電力柏崎刈羽原発6号機の稼働で年間110万トン節約できるとの試算も明らかにした。





