[ハノイ 16日 ロイター] - ベトナム政府は、イラン戦争を背景とした世界的な供給混乱を受け、⁠原油へのアクセス拡大で日本と韓国に協力を要請した。商工省が16日、明らかにした。

同省によると、グエン・ホア⁠ン・ロン商工副大臣が週末に東京で開催されたエ⁠ネルギー安全保障サミットの合間に要請した。

ベトナムには2つの製油所があり、国内の燃料需要の約70%を賄っている。製油所が処理する原油の多くは⁠中東から調達している。

声明によると、ロン副大臣は⁠日本⁠の松尾剛彦・経済産業審議官との会談で「日本は重要な役割を持ち大量の原油備蓄を有している」とした上で、国内需要を満たすための原油供⁠給源の探索と確保でベトナムを支援するよう求めた。

またロン氏は、ベトナムでの液化天然ガス(LNG)や原子力発電分野への日本の投資拡大についても松尾氏と協議した。

さらに韓国の金正官・産業通⁠商資源相との会談でも、原油供給源へのアクセス確保に向けた支援を要請した。

政府の税関統計によると、昨年のベトナムの原油輸入量は前年比5.3%増の1420万トンだった。

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