[カイロ 24日 ロイター] - 過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員が23日、シ⁠リア北部で暫定政府の治安部隊要員4人を殺害した。シリア国営通信が伝えた。アサド政権崩壊以降、ISによ⁠る政府軍への攻撃としては最悪となる。

ラッカ西部⁠の検問所で起きた今回の襲撃は、ISがシャラア暫定政権に対する「新たな作戦段階」を宣言した2日後に発生。同組織による政権への攻撃激⁠化を浮き彫りにした。

シリア国営通信は治安当局筋の話⁠と⁠して、ISが攻撃を実行したと伝えた。

国営通信はまた、24日未明に東部デリゾールのマヤディンにある軍本部が武装集団に襲撃され、兵士1人が死⁠亡したと報じた。ISは24日、マヤディンの軍本部を襲撃について犯行声明を出した。

シリア暫定政府は昨年、米国主導の対IS連合に加わり、今年1月には政府軍がクルド人勢力主体の民兵組織「⁠シリア民主軍」(SDF)からラッカとその周辺地域の大部分を奪還した。

一方、シリア軍や治安当局の関係筋によると、米軍は23日、北東部最大の基地から撤退を開始した。

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