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中国、米最高裁関税判決の影響評価中 「一方的措置の撤廃を」

2026年02月23日(月)15時12分

 中国商務省は23日、米最高裁の関税判決について「全面的な評価」を行っていると表明し、貿易相手国に対する「関連する一方的な関税措置」を撤廃するよう米側に促した。写真は深センの港で昨年10月撮影(2026年 ロイター/Tingshu Wang)

Xiuhao ‌Chen

[北京 23日 ロイター] - 中国‌商務省は23日、米最高裁の関税​判決について「全面的な評価」を行っていると表明し、貿易⁠相手国に対する「関​連する一方的な関税措置」を撤廃するよう米側に促した。

 米最高裁は20日、トランプ大統領が国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づき発動した広範な関税措置を無効と⁠する判断を下した。トランプ氏はこれに代わって各国からの輸入品に10%の関税を課す⁠大統領​令に直ちに署名。翌日には税率を15%に引き上げると明らかにした。

中国商務省は「米国の一方的な関税は国際貿易ルールと米国内法に違反し、いかなる当事者の利益にもならない」と表明。「中国と米国の協力は双方にとって⁠有益だが、戦いは有害だ」と述べた。

‌米国が貿易調査などの代替手段を通じて貿易相手国⁠への⁠関税を維持する計画であることに留意しているとし、「引き続き状況を注視し、自国の利益を断固として守る」と述べた。

トランプ氏の代替関税は1974年の通商法122条に基づい‌ている。この法律は最大15%の関税を課すこと​を可‌能とするが、150日⁠経過後に延長するに​は議会の承認が必要となる。これまで大統領が122条を根拠に関税を発動した例はなく、発動すればさらなる法的闘争につながる可能性がある。

中国共産党系メディアの環球時報によると‌、中国社会科学院の研究員、Gao Lingyun氏は米国の関税に関する決定は「極めて恣意的」であり​、「政治的武器」として利用⁠されていると指摘。「関税政策は政治的な思惑ではなく、厳密な評価に基づくべきだ」と述べたという。

トラン​プ氏は3月31日から4月2日までの日程で中国を訪問し、習近平国家主席と会談する見通しだ。

他の貿易パートナーも新たな不確実性による影響を精査している。

ロイター
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