英元王子アンドルー氏、エプスタイン被告と公的文書共有か
2月2日、英ウィンザーで馬に乗るアンドルー・マウントバッテン・ウィンザー元王子。REUTERS/Toby Melville
[ロンドン 9日 ロイター] - 少女らへの性的人身取引の罪で起訴され勾留中に自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン元被告を巡る最新の関連文書で、チャールズ英国王の弟のアンドルー・マウントバッテン・ウィンザー元王子が2010年に、エプスタイン元被告に、英国の貿易関連の公式文書を見せ、情報を流していたことが分かった。
米国で公開された最新の「エプスタイン・ファイル」によると、アンドルー氏は政府の貿易特使として訪問したベトナム、シンガポールなどに関する報告書をエプスタインに転送していたことが、電子メールから示唆されている。貿易特使は、機密保持規則の下で機密性の高い文書や商業文書の共有を禁じられている。
ロンドン警視庁は、この件でアンドルー氏への捜査を開始するかというロイターの取材に対し9日時点で回答していない。
エプスタイン問題は英国にも波及。アンドルー氏は国王から「王子」の称号や爵位「ヨーク公」などを剥奪され、先週、邸宅からも退去した。また元被告と交流があった人物の駐米大使任命を進言したとして、スターマー首相の首席補佐官が辞任した。





