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米政権、核軍備で中国と現実的なリスク低減手段の構築望む=高官
2024年01月19日(金)07時33分
1月18日、米国が中国との正式な核軍縮協議をすぐに開始するとは想定していないが、現実的なリスク低減手段の構築には着手していきたい――。ホワイトハウスで核軍縮・不拡散問題を担当するプラナイ・バッディ氏は戦略国際問題研究所(CSIS)に語った。写真はワシントンのCSIS(2024年 ロイター/Raphael Satter)
[ワシントン 18日 ロイター] - 米国が中国との正式な核軍縮協議をすぐに開始するとは想定していないが、現実的なリスク低減手段の構築には着手していきたい――。ホワイトハウスで核軍縮・不拡散問題を担当するプラナイ・バッディ氏は18日、戦略国際問題研究所(CSIS)に語った。
バッディ氏は「近いうちにわれわれが一足飛びに(中国との)正式な(核)軍縮の交渉に入ることはないと分かっている。(しかし)彼らの戦力が蓄積され続けていることも承知している」と述べた。
その上で「軍縮の第一線という面で、われわれとしてはリスク低減に関するより実質的なアイデアに対して中国に反応してもらいたい」と強調した。
米中両国は昨年11月、約5年ぶりに核軍備を巡る話し合いを行っている。