インド、2025年までにＡＳＥＡＮとの貿易協定見直し

　インド政府は８月２１日、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）と２００９年に締結した物品貿易協定（ＡＩＴＩＧＡ）について、２０２５年までに見直すことで、ＡＳＥＡＮと合意したと発表した。写真中央はゴヤル商工相。２０２２年６月、ジュネーブで撮影（２０２３年　ロイター/Emma Farge）

［ニューデリー　２１日　ロイター］ - インド政府は２１日、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）と２００９年に締結した物品貿易協定（ＡＩＴＩＧＡ）について、２０２５年までに見直すことで、ＡＳＥＡＮと合意したと発表した。インドネシアで開催された経済閣僚会議に合わせて、合意したという。

声明は「ＡＩＴＩＧＡの見直しにより、２国間貿易の非対称性への取り組みと同時に、貿易の強化と多様化が期待される」と説明した。

インドのゴヤル商工相は７月、ＡＩＴＩＧＡについて「構想が不十分」で、インド産業にとって不公平なものだと批判していた。