[北京 3日 ロイター] - 中国国営メディアは3日、記録的な豪雨や洪水を受けて国の災害対応システムが試されていると伝えた。北部では水が引くまでに数週間かかると予想され、数千人の人々が帰宅できない状況が続いている。

国営放送や当局者によると、河北省は災害危機対応レベルを引き上げ、首都北京は郊外を対象に出した土砂災害警報を継続している。

国営メディアは5本の河川が合流する海河流域の状況について、治水工学システムが1996年の氾濫以来、最も厳しい試練に直面していると報じた。

水資源当局者が国営メディアに明らかにしたところによると、タク州市を中心に深刻な被害を受けた河北省では水が引くまでに最長1カ月かかる可能性がある。北京の南西に位置する同市では河川の増水で約10万人が避難を余儀なくされた。

中国では先週末、南東部の福建省に台風5号(トクスリ)が上陸し、広範囲で浸水被害が発生。熱帯低気圧に変わった後も北京や河北省などに大雨をもたらした。

現在日本に向かって東シナ海を進んでいる台風6号は4日までに浙江省と福建省に接近すると予想されており、さらなる暴風雨に見舞われる恐れがある。

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