[ジャカルタ 3日 ロイター] - インドネシア統計局が3日発表した6月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比3.52%に鈍化し、2カ月連続で中央銀行の目標レンジ(2─4%)内に収まった。

昨年4月以来の低い伸び率で、ロイターがまとめた市場予想の3.64%を下回り、5月の4.00%から鈍化した。

同国のインフレ率は、昨年9月の6%をピークに徐々に低下している。5月には予想より早く、中銀の目標レンジ上限に到達した。

中銀はインフレ抑制のため、昨年8月─今年1月に計225ベーシスポイント(bp)の利上げを実施している。

政府が価格を統制する不安定な食品価格を除くコアインフレ率は2.58%で、5月の2.66%から低下。市場予想は2.64%だった。

トリメガ証券のエコノミスト、ファクルル・フルビアン氏は、中銀がハト派姿勢を強めると予想。ただ、今年の金融政策については安定路線を維持すると見込んだ。政策金利については8月か9月に引き下げが始まる見通しとした。

中銀は6月の政策決定会合で政策金利を5会合連続で据え置き、世界的に不透明感がある中、通貨ルピアの安定維持に政策の焦点を当てるとした。

DBSのラディカ・ラオ氏は第3・四半期終盤に利下げがあると予想した。

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