ニュース速報

ワールド

第1四半期スイスGDPは前期比-2.6%、貿易やサービス業に打撃

2020年06月03日(水)16時55分

[チューリヒ 3日 ロイター] - スイス経済省経済管理局(SECO)が発表した第1・四半期の実質国内総生産(GDP)は、前期比2.6%減少、前年比1.3%減少した。新型コロナウイルスの世界的流行で生産が落ち込んだ。

エコノミストの予想は前期比2.0%減、前年比0.9%減だった。

感染防止のための規制や事業の停止でサービス業が大打撃を受けた。SECOは、歴史的な落ち込みを記録した分野として、貿易(4.4%減)と、3月初め以降の外国人訪問数減少に苦しんでいる宿泊・食品サービス(23.4%減)を挙げた。

航空機の運航停止などを背景に輸送・通信は過去30年で最大の減少。ヘルスケア部門も、一部医療措置の休止で3.9%減と記録的な減少となった。

GDPを下支えしたのは公共部門と金融。金融は対外貿易拡大が恩恵となった。しかし、サービス貿易は減少した。

個人消費は様々な項目で減少。店舗閉鎖の影響で家具や衣料の購入が減少した。

建設や設備への投資が減少し、最終国内需要は2.7%減と数十年ぶりの減少率。

機械、金属、精密機械、時計の製造は輸出市場のまひで打撃を受け、製造業は、2015年のスイスフランショック以来の大幅な落ち込みとなった。

財輸出は、化学や医薬品が好調だった。財輸入は、内需の低迷を受けて減少した。

政府は4月に示した成長率予想は、今年が1975年以来、最悪となるマイナス6.7%、2021年はプラス5.2%。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ホルムズ海峡船舶護衛、欧州の多くで慎重論 「われわ

ワールド

トランプ氏訪中、延期の公算 「イラン作戦の成功優先

ワールド

ワイルズ米首席補佐官が乳がんと診断、職務継続へ ト

ワールド

IEA、必要なら追加的な備蓄放出も=ビロル事務局長
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    「ネタニヤフの指が6本」はなぜ死亡説につながったのか?
  • 3
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 4
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 5
    「筋肉はモッツァレラと同じ」...なぜウォーミングア…
  • 6
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 7
    幼い子供たちの「おぞましい変化」を克明に記録...「…
  • 8
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 9
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 10
    50代から急増!? 「老け込む人」に共通する体の異変【…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 3
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 7
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 8
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 9
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中