ニュース速報

ワールド

スペイン、外出制限を強化 必要不可欠な業種以外は出勤も停止

2020年03月30日(月)10時29分

スペインのサンチェス首相は28日、テレビ演説を行い、外出規制を強化する措置を発表した。30日から4月9日まで適用する。写真は閑散とした駅のエスカレーター。(2020年 ロイター/Susana Vera)

[マドリード 29日 ロイター] - スペインのサンチェス首相は28日夜にテレビ演説を行い、必要不可欠な業種を除き30日から4月9日まで出勤を控えるよう国民に指示、新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出制限を強化した。平日も人の移動がほぼ完全に停止する。

首相は、「この決定によって感染者の数を大幅に減らすことができる」と訴えた。労働者は通常の給与を受け取るが、事後的にその埋め合わせの勤務を行うよう求められると説明した。

政府の29日の発表によると、新型コロナウイルス感染症で新たに838人が死亡し、合計は6528人となった。欧州ではイタリアに次ぎ多い。感染者数の累計は7万8797人と、前日の7万2248人から増えた。

ディアス労働相は29日、平日の人の移動を日曜日の水準まで減らす必要があるとし、イースターの休暇を除けば、8営業日が制限対象になると語った。また、12月31日までに埋め合わせの勤務を行うよう求めると述べた。

保健省で緊急対策を取り仕切るフェルナンド・シモン氏は同日、集中治療室(ICU)が飽和状態に達しつつあると述べたが、新規感染者が過去数日にわたり減少し、感染者の増加ペースが安定しつつあると語った。

スペインでは3月14日以来、学校が休校となり、バー、レストラン、必要不可欠ではない商品を扱う小売店が営業停止となっている。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米国の対韓関税引き上げ不要、協定履行に努力=韓国交

ビジネス

午前のドルは156円後半、2週間ぶり高値圏 衆院選

ワールド

独首相、サウジなど湾岸3カ国歴訪開始 エネ・武器提

ビジネス

ソニーG、通期純利益予想を上方修正 市場予想上回る
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染拡大する可能性は? 感染症の専門家の見解
  • 3
    エプスタインが政権中枢の情報をプーチンに流していた? 首相の辞任にも関与していた可能性も
  • 4
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 5
    ユキヒョウと自撮りの女性、顔をかまれ激しく襲われ…
  • 6
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 7
    トランプ不信から中国に接近した欧州外交の誤算
  • 8
    アジアから消えるアメリカ...中国の威圧に沈黙し、同…
  • 9
    電気代が下がらない本当の理由――「窓と給湯器」で家…
  • 10
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 4
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 5
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 6
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 7
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 8
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 9
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 10
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中