[東京 6日 ロイター] - デンソーは6日、半導体大手ロームの株式取得を検討していることを明らかにした。ロームも株式取得の提案をデンソーから受領したと発表した。デンソーがロームに買収提案したとの日本経済新聞の報道を受け、それぞれコメントを出した。
デンソーは「ロームとの間でローム株式の取得を含む様々な戦略的な選択肢を検討しているが、現時点で具体的に決定した事実はない」、ロームは「デンソーから本件を含む株式取得の提案を受領したのは事実だが、現時点で具体的に決定した事実はない」とした。両社とも、 開示が必要になる決定をした場合は速やかに公表するとしている。
日経新聞は6日、デンソーがロームに買収提案したと伝えた。株式公開買い付け(TOB)で全株取得を目指す内容とみられ、買収額は1兆3000億円規模となる見通しだとした。
デンソーとロームは車載向け半導体の取引などで連携してきたが、昨年5月には半導体分野での戦略的パートナーシップの構築で基本合意。その際、パートナーシップをより強固にするため、資本関係の強化を引き続き検討する予定としていた。同年9月末時点ではデンソーはローム株4.98%を保有し、信託口を除くとロームミュージックファンデーション(10.76%)に次ぐ大株主となっていた。