ニュース速報
ビジネス

再送豪BHP、上半期利益が22%増 銅・鉄鉱石など好調

2026年02月17日(火)17時09分

写真はBHPグループのビル。2025年9月、オーストラリアのアデレードで撮影。 REUTERS/Hollie Adams

(‌社名表記を修正して再送‌しました)

Sameer Manekar Melanie Burton

[メルボルン 17日 ロイター​] - 豪資源大手BHPグループが17日発表した上半期(2025年7─12月期)決算は⁠、基礎的利益が予想​を上回った。鉄鉱石生産量が過去最高を記録したほか、主力商品である鉄鉱石と銅の価格が上昇。銅部門の利益が鉄鉱石部門を初めて上回り、全体の半分以上を占めた。

同社株は7%⁠上昇し、上場来高値を更新した。

銅は人工知能(AI)向けデータセンターによる電力消費拡大や、⁠クリー​ンエネルギーへの移行によって需要が急増している。

上半期の基礎的利益は22%増の62億ドルと、ビジブル・アルファがまとめたコンセンサス予想(60億3000万ドル)を上回った。

銅部門の営業利益は79億5000万ドルと、鉄鉱石部門の75億ドルを上回り、グル⁠ープ全体の基礎的営業利益(154億6000万ド‌ル)の51%を占めた。

主要商品の平均実現価格が上昇し、銅⁠は前⁠年同期比32%上昇した。

BHPはチリのエスコンディダ銅鉱山について、好調な操業実績や生産性改善などを理由に、2027年の銅生産量見通しを100万─110万トンに引き上げた。

マイク・ヘンリー最高経営責任者‌(CEO)は鉄鉱石供給を巡る中国との交渉について、​国有‌の中国鉱産資源集団⁠(CMRG)がより良い条件を引​き出そうとする中、「厳しい交渉」が続いていると述べた。同時に、時間はかかるものの、問題は解決されると自信を示した。

西オーストラリア州事業の鉄鉱石生産量は1億4660万トンで過去最高だった。

中間配‌当は1株当たり0.73ドル。配当性向は60%となった。

またヘンリーCEOは、今後の成長の選択肢を考え​ると、銅部門で合併・買収(M&⁠A)を追求するプレッシャーは感じないと指摘。「われわれの非常に厳しい基準に合致するような、ごくわずかな機会であれば​、それを追求するだけの力を持っているが、必要性を切実に感じているわけではない」と語った。

鉄鉱石生産で世界一の英豪リオティントは同業グレンコアの買収交渉を進めている。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

中国不動産投資、1─2月は前年比11.1%減

ワールド

ドバイ空港付近のドローン攻撃による火災鎮火、フライ

ワールド

高市首相、ホルムズ護衛活動「何ができるか検討中」 

ビジネス

中国鉱工業生産、1─2月6.3%増に加速 消費指標
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目のやり場に困る」衣装...「これはオシャレなの?」
  • 3
    「筋肉はモッツァレラと同じ」...なぜウォーミングアップは「2セット」でいいのか?
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    機内で「人生最悪」の経験をした女性客...後ろの客の…
  • 6
    幼い子供たちの「おぞましい変化」を克明に記録...「…
  • 7
    ぜんぜん身体を隠せてない! 米セレブ、「細いロープ…
  • 8
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 9
    有人機の「盾」となる使い捨て無人機...空の戦いに革…
  • 10
    50代から急増!? 「老け込む人」に共通する体の異変【…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 5
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 6
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 7
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 8
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 9
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中