NY外為市場=ドル上昇、雇用統計受け利下げ観測後退 円上昇基調は続く
ユーロ、米ドル、円、ポンドなどの紙幣。2016年1月撮影。REUTERS/Jason Lee/Illustration/File Photo
[ニューヨーク 11日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルがユーロとスイスフランに対して上昇した。米雇用統計が予想を上回る強さを示し、米国経済の基調的な強さを示唆する内容となったことが背景にある。
米労働省が11日発表した1月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月から13万人増加した。市場予想の7万人増を大きく上回り、13カ月ぶりの大幅増となった。これにより、米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げを当面見送るとの見方が強まった。
ドルは対スイスフランで0.42%高の0.7711フラン。ユーロ/ドルは0.18%安の1.187425ドルとなった。
CMEのフェドウォッチによると、米連邦準備理事会(FRB)が次回米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利を据え置く確率は94%と、前日の80%から上昇した。
英ポンドは対ドルで0.14%下落し、1.36215ドルとなった。ドル指数は96.92で横ばいだった。
一方、円は上昇基調が続いている。対ドルでは上昇幅の一部を縮小したものの、依然として堅調に推移した。
円は終盤で0.75%高の153.22円となり、3営業日連騰する基調にある。また、対ユーロでも1%近く上昇して181.905円となった。
TSロンバードのアナリスト、フレイヤ・ビーミッシュ氏は円の上昇について「衆院選での高市首相の勝利に加え、米ハイテク株からの資金シフト、ヘッジ付き日本国債利回りの正常化などが支援材料となる」と述べた。
ドル/円 NY午後4時 153.21/153.22
始値 153.49
高値 154.65
安値 152.56
ユーロ/ドル NY午後4時 1.1870/1.1872
始値 1.1907
高値 1.1909
安値 1.1834
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