[29日 ロイター] - 英自動車工業会(SMMT)が29日発表した2025年の自動車生産台数は、前年比15.5%減の76万4715台となった。大手へのサイバー攻撃、関税、工場再編の影響で急減し、この数十年で最も厳しい年となった。
乗用車生産台数は8%減の71万7371台、商用車は62.3%減の4万7344台だった。
タタ・モーターズ傘下のジャガー・ランドローバー(JLR)は、9月のサイバー攻撃を受けて英国内の生産を6週間停止。数億ポンドの損害を被った。同社は10月に生産を再開した。
SMMTのマイク・ホーズ会長は「25年は英自動車製造業にとって、現世代で最も厳しい年だった」と述べ、回復の見通しは「エネルギーコストの削減、新たな貿易障壁の回避、健全で持続可能な国内市場」にかかっているとの見方を示した。
しかしSMMTは、昨年末に改善の兆しが見られ、12月の自動車生産台数は17.7%増と5カ月ぶりに反転したと報告した。
25年のバッテリー電気自動車(BEV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、ハイブリッド車の合計生産台数は8.3%増の29万8813台となり、総生産台数の41.7%と過去最高のシェアを記録。電動化の進展が示された。