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第一生命HD、英キャプラをグループ化 出資比率15%に上げ

2025年05月12日(月)17時48分

 5月12日、第一生命ホールディングスは、世界最大規模の債券ヘッジファンド、英キャプラ・インベストメント・マネジメントを持ち分法適用会社にすると発表した。写真は同社のロゴ。2010年3月、東京で撮影(2025年 ロイター/Yuriko Nakao)

Miho Uranaka

[東京 12日 ロイター] - 第一生命ホールディングスは12日、世界最大規模の債券ヘッジファンド、英キャプラ・インベストメント・マネジメントを持ち分法適用会社にすると発表した。出資比率を現在の5%弱から15%に高め、取締役も派遣する。収益性の向上を図るほか、運用ポートフォリオの多様化を進める。

UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)出身の浅井将雄氏が2005年に創業したキャプラは、預かり資産残高318億ドル(約4.8兆円)で、世界で最大規模の債券系ヘッジファンドとして知られている。第一生命は傘下の第一生命保険を通じて、18年に三菱商事からキャプラの株式を取得。5月中に10. 3%の追加取得を完了し、出資比率を15%に引き上げる。来年度以降50億円程度の持分利益の取り込みが見込まれるという。

第一生命HDは中期経営計画で、オルタナティブ分野の運用力を強化する方針を掲げていた。グループ化を通じて世界で拡大を続ける市場の成長を取り込むほか、貯蓄性商品の共同開発も予定しており、アセットマネジメント事業とのシナジーを見込む。株式や債券など伝統的な資産と異なる値動きをすることが多いオルタナティブ資産は、ポートフォリオ全体のリスクを下げる手段としても期待されている。

同社は23年にプライベート・デット運用を手掛けるトパーズ・キャピタルを買収したのに続き、24年も同じくプライベート・デット運用の米キャニオン・パートナーズへ出資を決めている。

ロイター
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