ニュース速報
ビジネス

ソフトバンクG、24年4―6月期は3四半期ぶり赤字 市場予測も下回る

2024年08月07日(水)16時39分

 8月7日 ソフトバンクグループが7日に発表した2024年4―6月期の連結最終損益(国際会計基準)は、1742億円の損失(前年同期4776億円の損失)だった。写真は2021年2月、都内で撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Miho Uranaka

[東京 7日 ロイター] - ソフトバンクグループが7日に発表した2024年4―6月期の連結最終損益(国際会計基準)は、1742億円の損失(前年同期4776億円の損失)だった。3四半期ぶりの赤字に転落し、市場予測を下回った。投資先の業績低迷や円安も影響して利益を押し下げた。

IBESがまとめたアナリスト4人のコンセンサス予想では、4─6月期連結純利益の平均値は1047億円だった。

アリババ株やTモバイル株に関する投資利益を計上した一方で、ドル建て負債が米ドル建て現預金・貸付金を上回る中、円安により為替差損として4439億円を計上した。

AI(人工知能)関連企業に投資する傘下のビジョン・ファンド(VF)の4─6月期の投資損益は19億円の黒字だった。1─3月期は575億円の投資損失だった。

SBGは通期の業績見通しを開示していない。IBESがまとめたアナリスト13人による25年3月期の連結純損益予想の平均値は3580億円。

最大5000億円の自己株式の取得も決議した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

焦点:FRB大幅利下げは吉か凶か、投資家は相場波乱

ビジネス

東京メトロ、10月23日上場 国と都が3195億円

ビジネス

午後3時のドルは142円前半へ小幅安、日銀会合後に

ワールド

ブラジル当局、干ばつでサマータイムの復活承認 大統
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ニュースが分かる ユダヤ超入門
特集:ニュースが分かる ユダヤ超入門
2024年9月17日/2024年9月24日号(9/10発売)

ユダヤ人とは何なのか? なぜ世界に離散したのか? 優秀な人材を輩出した理由は? ユダヤを知れば世界が分かる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    クローン病と潰瘍性大腸炎...手ごわい炎症性腸疾患に高まる【新たな治療法】の期待
  • 2
    世界で最も華麗で高額な新高層ビルに差す影
  • 3
    岸田政権「円高容認」の過ち...日本経済の成長率を高められる次期首相は高市氏だ
  • 4
    「ポケットの中の爆弾」が一斉に大量爆発、イスラエ…
  • 5
    米大統領選を左右するかもしれない「ハリスの大笑い」
  • 6
    浮橋に集ったロシア兵「多数を一蹴」の瞬間...HIMARS…
  • 7
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 8
    地震の恩恵? 「地震が金塊を作っているかもしれない…
  • 9
    「気持ち悪い」「正直言って変...」サブリナ・カーペ…
  • 10
    他人に流されない、言語力、感情の整理...「コミュニ…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢な処刑」、少女が生き延びるのは極めて難しい
  • 3
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは...」と飼い主...住宅から巨大ニシキヘビ押収 驚愕のその姿とは?
  • 4
    キャサリン妃とメーガン妃の「ケープ」対決...最も優…
  • 5
    クローン病と潰瘍性大腸炎...手ごわい炎症性腸疾患に…
  • 6
    【クイズ】自殺率が最も高い国は?
  • 7
    北朝鮮で10代少女が逮捕、見せしめに...視聴した「禁…
  • 8
    ロシア空軍が誇るSu-30M戦闘機、黒海上空でウクライ…
  • 9
    エリザベス女王とフィリップ殿下の銅像が完成...「誰…
  • 10
    ウィリアムとヘンリーの間に「信頼はない」...近い将…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 3
    年収分布で分かる「自分の年収は高いのか、低いのか」
  • 4
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレ…
  • 5
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン…
  • 6
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは.…
  • 7
    「あの頃の思い出が詰まっている...」懐かしのマクド…
  • 8
    止まらない爆発、巨大な煙...ウクライナの「すさまじ…
  • 9
    「棺桶みたい...」客室乗務員がフライト中に眠る「秘…
  • 10
    ロシア国内クルスク州でウクライナ軍がHIMARS爆撃...…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中