NY外為市場=ユーロ/ドル、週間で2カ月ぶり大幅安 仏政局不安で

ニューヨーク外為市場ではユーロが対ドルで下落。週ベースでは2カ月ぶりの大幅な下げを記録する見通し。フランスで実施される総選挙で極右が勝利すれば財政状況が悪化するとの懸念に圧迫された。2023年3月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)
[ニューヨーク 14日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではユーロが対ドルで下落。週ベースでは2カ月ぶりの大幅な下げを記録する見通し。フランスで実施される総選挙で極右が勝利すれば財政状況が悪化するとの懸念に圧迫された。
フランスのルメール経済・財務相は14日、同国の総選挙で極右が勝利すれば、金融危機のリスクに直面すると述べた。
フランス市場では株式・債券などが売られ、仏債のリスクプレミアムは週ベースで2011年以来の高水準となったほか、銀行株も急落した。
終盤の取引で、ユーロは0.34%安の1.0699ドル。週間では0.95%安と2カ月ぶりの大幅な下落となる勢い。
ジェフリーズの外為部門グローバル責任者、ブラッド・ベクテル氏は「欧州でスプレッドが拡大すれば、ユーロは打撃を受けることになる」と述べた。
一方、ユーロ安がドルを押し上げ、主要通貨に対するドル指数は0.3%高の105.55となった。
米連邦準備理事会(FRB)は今週開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、年内利下げは1回のみ、利下げ着手は12月になる可能性を示した。
ただ、前出のベクテル氏は足元のドルの動きについて、FRBというよりはむしろ新興国や欧州での選挙が材料視されていると指摘した。
ドルは対円で0.17%高の157.29ドル。日銀の金融政策決定会合の公表内容がハト派的と受け止められたことから、ドルは一時は4月29日以来の高値となる158.26円を付ける場面もあった。
日銀は13—14日に開いた金融政策決定会合で、国債買い入れについて、市場参加者の意見も確認した上で次回7月の決定会合で今後1―2年程度の具体的な減額計画を決めることを決定した。次回会合までは3月会合で決めた月間6兆円程度の買い入れを継続する。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.84%安の6万5453ドル。
ドル/円 NY終値 157.37/157.40
始値 156.94
高値 157.49
安値 156.96
ユーロ/ドル NY終値 1.0700/1.0704
始値 1.0696
高値 1.0707
安値 1.0669
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