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独消費者信頼感指数、10月は-26.5に低下=GfK
2023年09月27日(水)16時00分

9月27日 市場調査グループGfKが27日発表した10月の独消費者信頼感指数はマイナス26.5となり、前月のマイナス25.6(改定値)から低下した。写真は2022年12月、ドイツ・ハンブルグで撮影(2023年 ロイター/Fabian Bimmer)
[ベルリン 27日 ロイター] - 市場調査グループGfKが27日発表した10月の独消費者信頼感指数はマイナス26.5となり、前月のマイナス25.6(改定値)から低下した。市場予想のマイナス26.0も下回った。
GfKによれば、2カ月連続の小幅な低下は主に消費者の貯蓄性向の急上昇によるもので、8.0ポイントと2011年4月以来の高水準に達した。前月はわずか0.5だった。
GfKの消費専門家ロルフ・ビュルクル氏は、消費者のセンチメントが年末までに回復する可能性が低いことを意味すると指摘。「今年の経済全体の発展に個人消費がプラスに寄与することはないだろう」と述べた。
GfKは内需が改善するのはインフレ率が許容できる水準へ低下した時だけと指摘し、その時期はまだ予測できないとした。
注)調査期間は8月31日─9月11日。
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