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米国株、投資家が強気姿勢を強める余地なお残る=ゴールドマン

2023年08月22日(火)01時10分

米ゴールドマン・サックスのストラテジストは21日、投資家が米国株に対する強気姿勢を強める余地がなお残っているという見方を示した。2022年3月撮影(2023年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスのストラテジストは21日、投資家が米国株に対する強気姿勢を強める余地がなお残っているという見方を示した。

ストラテジストはメモで、投資信託が保有する現金配分比率は2021年12月の低水準から50ベーシスポイント(bp)上昇しており、これは490億ドルの潜在的な株式需要に相当すると指摘した。

また、ヘッジファンドによる株式へのネットレバレッジは依然、過去5年の平均を下回っているほか、リテールトレーダー(個人投資家)の信用取引残高は5年平均近辺で推移し、18年3月と21年10月に記録したピークを大きく下回っているという。

米個人投資家協会(AAII)の調査によると、7月19日までの1週間の個人投資家の強気度は51.4%と、1年ぶりの高水準に達した。

米S&P総合500種は年初来14%超上昇。ゴールドマンは、年末時点のS&Pの目標水準を4500ドルを維持。12カ月後は4700ドルとしている。

ロイター
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