ニュース速報

ビジネス

チューリッヒ保険も気候変動対策同盟から離脱、1週間で2社目

2023年04月06日(木)13時11分

 4月5日、スイスの保険大手チューリッヒ保険は、温暖化ガス排出実質ゼロを目指す保険会社の団体「ネットゼロ・インシュアランス・アライアンス(NZIA)」から離脱すると発表した。写真はチューリッヒ保険のロゴ。チューリッヒで昨年1月撮影(2023年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[ロンドン 5日 ロイター] - スイスの保険大手チューリッヒ保険は5日、温暖化ガス排出実質ゼロを目指す保険会社の団体「ネットゼロ・インシュアランス・アライアンス(NZIA)」から離脱すると発表した。

同団体の創立メンバーの離脱は独ミュンヘン再保険に次いで2社目となる。

チューリッヒ保険は「顧客の(脱炭素の)移行を支援するために資源を集中させたい」と説明した。

先週離脱を表明したミュンヘン再保険は、気候変動に取り組む企業間の提携による独占禁止法上の懸念を理由に挙げたが、チューリッヒ保険の広報担当者は同様の懸念があったかどうかは明言を避けた。

ただ「(離脱は)かなり前から検討していた」と述べ、ミュンヘン再保険の判断を受けたものではないと指摘した。その上で「NZIAを脱退しても当グループの持続可能性への取り組みが変わることはない」と強調した。

米国では持続可能性への取り組みを巡って共和党議員を中心に反発が広がっており、独占禁止法違反に問われることへの懸念が企業の間で浮上している。法律の専門家は規制当局に対し、気候変動に取り組む企業を守る必要があると訴えている。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米テロ対策トップ辞任、イラン戦争支持できず 「切迫

ワールド

イラン外相「ホルムズ混乱は米・イスラエルの攻撃と不

ワールド

米経済、イラン情勢の打撃なし 海峡通航徐々に再開と

ワールド

EXCLUSIVE-イラン新最高指導者、米との緊張
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    住宅建設予定地に眠っていた「大量の埋蔵金」...現在の価値でどれくらい? 誰が何のために埋めた?
  • 3
    「ネタニヤフの指が6本」はなぜ死亡説につながったのか?
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    「危険な距離まで...」豪ヘリに中国海軍ヘリが異常接…
  • 6
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 7
    「筋肉はモッツァレラと同じ」...なぜウォーミングア…
  • 8
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 9
    幼い子供たちの「おぞましい変化」を克明に記録...「…
  • 10
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 7
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 8
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 9
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中