ニュース速報

ビジネス

日経平均は反落、米引き締め長期化懸念 2万8000円は維持

2022年08月31日(水)15時48分

8月31日 東京株式市場で日経平均は反落した。2020年10月、東京証券取引所で撮影。(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 31日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反落した。前日比104円05銭安の2万8091円53銭で大引けた。米金融引き締めの長期化が懸念され、終始軟調な展開となった。ただ、2万8000円割れの水準では買いが流入し、底堅さを指摘する声も聞かれた。

朝方から売りが先行した。米株式市場の3日続落に追随する動きとなった。

7月の米雇用動態調査(JOLTS)で予想以上に求人数が増加したことで、米国の利上げ路線が継続されるとの見方が広がり、嫌気された。

再び2万8000円を割り込んだものの、売り一巡後は下げ渋る展開。日本株の時価水準は割安との見方があり、値ごろ感から押し目を買う動きを誘い、その後は大引けまで2万8000円を維持した。

一方で戻りも鈍かった。後場に入ると売り買いともに見送られ、こう着状態に陥った。今週末に米雇用統計の発表を控えており、徐々に模様眺めムードに支配された。

市場では「長短金利が、一般的に景気後退のサインとされる逆イールドとなっていることから、当面は不安定な状態が続くとみられる」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)との声が聞かれる。

TOPIXは0.27%安。東証プライム市場の売買代金は3兆2722億9100万円だった。東証33業種では、鉱業、石油・石炭製品の下げがきつい。半面、空運業や保険業などが上昇した。

個別では、指数寄与度が大きいファーストリテイリングが軟化したほか、東京エレクトロンなど半導体関連株が小安く、三井不動産など不動産株もさえない。半面、ANAホールディングスが2月17日以来の年初来高値更新となったほか、JR東海も堅調に推移した。

プライム市場の騰落数は、値上がり599銘柄(32%)に対し、値下がりが1161銘柄(63%)、変わらずが76銘柄(4%)だった。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ヒズボラ、対イスラエル攻撃停止 停戦に関し公式見解

ワールド

北朝鮮が弾道ミサイル発射、2日連続 韓国の緊張緩和

ビジネス

インド中銀が金利据え置き、紛争で見通し不透明 イン

ワールド

平和維持要員死亡、イスラエルとヒズボラに責任 国連
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライナ軍司令官 ロシア軍「⁠春の​攻勢」は継続
  • 3
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命防衛隊と消耗戦に
  • 4
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 5
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 6
    「王はいらない」800万人デモ トランプ政権への怒り…
  • 7
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 8
    【後編】BTS再始動、3年9カ月の沈黙を経て──変わる音…
  • 9
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 10
    キッチンスポンジ使用の思いがけない環境負荷...マイ…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 3
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐせ・ワースト1
  • 4
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 5
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 6
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 7
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 8
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 9
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 10
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中