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シカゴ連銀総裁、米追加経済対策は重要と強調
米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁(写真)は、CBSニュースとのインタビューで、米政府は追加支援策を打ち出し、新型コロナウイルスの感染が広がり続ける間、労働者が自宅で安全に過ごすことができるようにする必要があると述べた。写真はメキシコ市で2月に撮影(2020年 ロイター/Edgard Garrido)
[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は、CBSニュースとのインタビューで、米政府は追加支援策を打ち出し、新型コロナウイルスの感染が広がり続ける間、労働者が自宅で安全に過ごすことができるようにする必要があると述べた。
9日に公表されたインタビューで、エバンス氏は、感染を制御できてない間、労働者の家賃支払いや食料調達を支援する措置で中小企業と脆弱なコミュニティを保護するかどうかは議員次第だとし「国民の信頼が本当に重要であり、追加支援パッケージは信じられないほど重要だと思う」と述べた。
最も悲観的な経済予測には、州や地方自治体を支援しないことが含まれていると説明。州や地方自治体は連邦政府の支援策の一部を支えるため大幅な節減を迫られると述べた。
追加新型コロナウイルス経済対策を巡っては、米政権・与党と野党の溝が埋まらず、一部支援措置が失効。トランプ大統領が8日、支援策を盛り込んだ大統領令を出した。
野党民主党のペロシ下院議長とムニューシン財務長官は9日、協議の再開に前向きな姿勢を示した。