ニュース速報

ビジネス

シカゴ連銀総裁、米追加経済対策は重要と強調

2020年08月10日(月)15時27分

 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁(写真)は、CBSニュースとのインタビューで、米政府は追加支援策を打ち出し、新型コロナウイルスの感染が広がり続ける間、労働者が自宅で安全に過ごすことができるようにする必要があると述べた。写真はメキシコ市で2月に撮影(2020年 ロイター/Edgard Garrido)

[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は、CBSニュースとのインタビューで、米政府は追加支援策を打ち出し、新型コロナウイルスの感染が広がり続ける間、労働者が自宅で安全に過ごすことができるようにする必要があると述べた。

9日に公表されたインタビューで、エバンス氏は、感染を制御できてない間、労働者の家賃支払いや食料調達を支援する措置で中小企業と脆弱なコミュニティを保護するかどうかは議員次第だとし「国民の信頼が本当に重要であり、追加支援パッケージは信じられないほど重要だと思う」と述べた。

最も悲観的な経済予測には、州や地方自治体を支援しないことが含まれていると説明。州や地方自治体は連邦政府の支援策の一部を支えるため大幅な節減を迫られると述べた。

追加新型コロナウイルス経済対策を巡っては、米政権・与党と野党の溝が埋まらず、一部支援措置が失効。トランプ大統領が8日、支援策を盛り込んだ大統領令を出した。

野党民主党のペロシ下院議長とムニューシン財務長官は9日、協議の再開に前向きな姿勢を示した。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米中、通商分野で歩み寄り 301条調査と港湾使用料

ビジネス

テスラの10月中国販売台数、3年ぶり低水準 シャオ

ビジネス

米給与の伸び鈍化、労働への需要減による可能性 SF

ビジネス

英中銀、ステーブルコイン規制を緩和 短国への投資6
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一撃」は、キケの一言から生まれた
  • 2
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    中年男性と若い女性が「スタバの限定カップ」を取り…
  • 6
    インスタントラーメンが脳に悪影響? 米研究が示す「…
  • 7
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 8
    「爆発の瞬間、炎の中に消えた」...UPS機墜落映像が…
  • 9
    レイ・ダリオが語る「米国経済の危険な構造」:生産…
  • 10
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 1
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 2
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 3
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 7
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 8
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 9
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 10
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中