ニュース速報

ビジネス

米ギリアド、秋から欧州へのレムデシビル供給増へ

2020年07月10日(金)11時28分

 7月10日、米バイオ医薬品企業ギリアド・サイエンシズは、新型コロナウイルス感染症の治療薬として注目されている抗ウイルス薬「レムデシビル」について、秋からドイツと欧州への供給を増やす方針で、それぞれの国への供給配分は感染率を基に決定する。写真はカリフォルニアで4月撮影(2020年 ロイター/Mike Blake)

[ベルリン 9日 ロイター] - 米バイオ医薬品企業ギリアド・サイエンシズは、新型コロナウイルス感染症の治療薬として注目されている抗ウイルス薬「レムデシビル」について、秋からドイツと欧州への供給を増やす方針で、それぞれの国への供給配分は感染率を基に決定する。同社のドイツ事業責任者が9日までに現地誌に明らかにした。

ギリアドのドイツ事業のマネジングディレクター、ベッティーナ・バウアー氏は独経済誌ビルトシャフツボッヘに対し、世界生産を現在の月間19万投与サイクルから、12月には同200万投与サイクルに増やすことができると語った。

供給拡大について、独政府と協議しているとも述べた。

同社をめぐっては、今後3カ月間のレムデシビルの供給のほとんどを米国に配分したことに、批判の声が上がっている。他地域での入手可能性への懸念が生じている。

ドイツにはレムデシビルの数百回分の投与量しかなく、独政府はギリアドに増産を求めた。レムデシビルは欧州で新型コロナ感染症患者の治療への利用について、欧州連合(EU)の条件付き市販承認を得た唯一の医薬品。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

三菱重、通期の純利益を上方修正 一転して増益予想に

ビジネス

CKハチソン、パナマ相手に仲裁手続き 港湾契約無効

ワールド

エヌビディアAI半導体、中国向け販売停滞 米国家安

ワールド

メキシコ、官民連携で3000億ドル超のインフラ投資
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗り物から「勝手に退出」する客の映像にSNS批判殺到
  • 3
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れるアメリカ」に向き合う「日本の戦略」とは?
  • 4
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 5
    トランプ不信から中国に接近した欧州外交の誤算
  • 6
    地球の近くで「第2の地球」が発見されたかも! その…
  • 7
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 8
    最長45日も潜伏か...世界が警戒する「ニパウイルス」…
  • 9
    アジアから消えるアメリカ...中国の威圧に沈黙し、同…
  • 10
    ICE射殺事件で見えたトランプ政権の「ほころび」――ア…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 5
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 6
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 7
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 8
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 9
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 10
    パキスタン戦闘機「JF17」に輸出交渉が相次ぐ? 200…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中