ニュース速報

ビジネス

5月米製造業新規受注8%増、前月から持ち直す 予想は下回る

2020年07月03日(金)01時33分

米商務省が2日発表した5月の製造業新規受注は前月比8.0%増と、前月の13.5%減から持ち直した。製造業が好転していることを示唆した。テネシー州スプリングヒルで昨年8月撮影(2020年 ロイター/Harrison McClary)

[ワシントン 2日 ロイター] - 米商務省が2日発表した5月の製造業新規受注は前月比8.0%増と、前月の13.5%減から持ち直した。製造業が好転していることを示唆した。ただ新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により世界経済が低迷し原油が値下がりする中、設備投資は第2・四半期も落ち込むとみられる。市場予想は8.9%増だった。

5月の前年同月比は10.3%減だった。

米経済の11%を占める製造業は持ち直してきているもようだが、各地の事業再開に伴い新型コロナ感染が急増しており、初期段階にある回復を脅かしている。

米供給管理協会(ISM)が1日に発表した6月の製造業景気指数は14カ月ぶりの高水準を付けた。

5月の製造業受注残は0.1%増。4月は1.5%減少していた。在庫は0.2%増。出荷は3.1%増加した。

受注の内訳は、輸送機器が82.0%増。4月は48.9%減少していた。自動車・同部品は28.3%増。機械は0.5%増。電機・家電は1.0%増えた。

民間設備投資の先行指標とされる、資本財から国防関連と航空機を除くコア資本財受注は1.6%増。

国内総生産(GDP)統計で企業設備投資の算出に使われるコア資本財の出荷は1.5%増。速報値は1.8%増だった。エコノミストは設備投資が第2・四半期に5四半期連続のマイナスとなるとみている。

米アトランタ連銀は第2・四半期のGDPが過去最大のマイナスとなる年率36.8%減と試算している。第1・四半期GDPは年率5.0%減と、2007-09年の景気後退(リセッション)以来の大幅な落ち込みだった。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

「平和評議会」19日初会合に20カ国超参加、ガザ復

ビジネス

NY外為市場=ドル堅調、ECB総裁早期退任報道受け

ワールド

米、イランへの攻撃間近か 数週間以内の可能性も=報

ワールド

米報道官「キューバは大きな改革必要」、政権交代には
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ポーランドが「核武装」に意欲、NATO諸国も米国の核の傘を信用できず
  • 2
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」の写真がSNSで話題に、見分け方「ABCDEルール」とは?
  • 3
    ウクライナ戦争が180度変えた「軍事戦略」の在り方...勝利のカギは「精密大量攻撃」に
  • 4
    生き返ったワグネルの「影」、NATO内部に浸透か
  • 5
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 6
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 7
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 8
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 9
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 10
    アフガニスタンで「対中テロ」拡大...一帯一路が直面…
  • 1
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 4
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 5
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 6
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 7
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 8
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 9
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 10
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中