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日経平均は小反発、国内外のコロナ感染再拡大が重荷

2020年07月02日(木)15時50分

7月2日、東京株式市場で日経平均は小幅に反発した。前日の米国株高は支援材料となったものの、投資家心理は盛り上がりに欠けた。都内の株価ボードで3月撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 2日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に反発した。前日の米国株高は支援材料となったものの、投資家心理は盛り上がりに欠けた。国内外で新型コロナウイルスの感染増加が伝わっていることが重荷。今晩発表される米雇用統計や週末の東京都知事選の結果を見極めたい向きもいるという。

ロイターの集計によると、米国の新型コロナ感染者は1日、5万人近く増加し、1日当たりの感染者としては過去最多を記録。一部の州で経済活動の再開中止や制限措置の再導入の動きが出ている。日本株も鉄鋼、パルプ・紙、化学工業など景気敏感セクターがきょうは軟調な推移となった。

国内でも、NHKなどが東京都内できょう新たに107人が新型コロナに感染していることが確認されたと報じ、米株先物高に歩調を合わせて上昇していた日経平均も上げ幅を縮小した。市場からは「さすがに100人は多い。コロナがキーワードに組み込まれたアルゴリズム取引で先物が売られたようだ」(国内証券)との観測も聞かれた。

現在、東京都知事選の選挙戦が行われていることが手控えの一因になっているとの見方もあった。国内証券の関係者は「小池都知事は選挙戦中ということもあり静観を決め込んでいるものの、再選した場合はコロナ感染拡大を理由に再び各種自粛要請などを言い出す可能性がある。リスクを取りづらい」と話した。

TOPIXは反発。東証33業種では空運、輸送用機器、保険、海運などが値上がりした。陸運もしっかりした動き。前日の米国株式市場でフェデックスが前日比11.7%高と急伸し、連想的にヤマトホールディングス<9064.T>が買われた。

このほか個別では、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>が大幅高。海外収益拡大期待が高まったことを評価し、大和証券が1日付リポートでレーティングと目標株価を引き上げたことが材料視された。富士製薬工業<4554.T>は反発。1日、2020年9月期の連結当期利益予想を引き上げると発表し好感された。

東証1部の騰落数は、値上がり753柄に対し、値下がりが1343銘柄、変わらずが73銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      22145.96 +24.23

寄り付き    22182.68

安値/高値   22,072.11─22,267.51

TOPIX<.TOPX>

終値       1542.76 +4.15

寄り付き     1543.62

安値/高値    1,536.11─1,551.36

東証出来高(万株) 135725

東証売買代金(億円) 22366.77

ロイター
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