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対欧州FDI、19年発表事業の3分の1以上が延期または中止に=調査
2020年05月28日(木)12時29分
5月28日、2019年に発表された欧州に対する海外からの直接投資(FDI)は新型コロナウイルス感染拡大のため、プロジェクトの3分の1以上が延期または中止となっていることが、コンサルティング会社EYの調査でわかった。写真はフランクフルトで20日撮影(2020年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
[ロンドン 28日 ロイター] - 2019年に発表された欧州に対する海外からの直接投資(FDI)は新型コロナウイルス感染拡大のため、プロジェクトの3分の1以上が延期または中止となっていることが、コンサルティング会社EYの調査でわかった。
調査対象となったプロジェクトは6412件。このうち、65%が「規模や人員の縮小にもかかわらず」実施または継続されているのに対し、25%が延期、10%が中止されたという。
新型コロナに関するデータは先月、企業の意思決定担当者113人と、欧州投資機関との一連のウェブセミナー(ウェビナー)から収集された。
さらに調査では、フランスが英国を抜き、初めて欧州で最も人気の高い投資先となった。同国への19年の新規プロジェクトは前年比17%増の1197件となった。
英国へのFDIは、前年比5%増だった。
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