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米SEC委員長、新型肺炎の影響巡る企業発表の監視を指示

1月30日、米証券取引委員会(SEC)のクレイトン委員長(写真)は、新型コロナウイルスを巡り、事業への「現時点での影響と生じ得る影響」に関する企業の発表を監視するよう事務方に指示したことを明らかにした。ニューヨークで2019年9月撮影(2020年 ロイター/Shannon Stapleton)
[ワシントン 30日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)のクレイトン委員長は30日、新型コロナウイルスを巡り、事業への「現時点での影響と生じ得る影響」に関する企業の発表を監視するよう事務方に指示したことを明らかにした。
委員長は「実際の影響は発表者の知識や管理能力を超えた多くの要素に左右されることから、これは不透明な問題だ」との声明を発表した。
しかし、「発表者がこの不透明性に対してどのような計画を持っているか、また事態の展開にどんな対応策を選択するかは、投資決定において重要となる可能性がある」と指摘した。