ニュース速報

ビジネス

法人部門コスト削減は「6割後半」進捗、新たな行動規範も=野村HD

2019年12月03日(火)15時09分

[東京 3日 ロイター] - 野村ホールディングス(HD)<8604.T>は3日、2022年3月期までのコスト削減目標約1400億円のうち、法人向けのホールセール部門で6割後半進捗したことを明らかにした。都内で開催した投資家向けフォーラムで説明した。情報漏えい問題で金融庁から業務改善命令を受けたことを踏まえ、新たな行動規範を策定し、内部管理体制の立て直しを加速させることも説明した。

全社コストの削減目標は構造改革の一環で、永井浩二社長兼グループ最高経営責任者(CEO)は、今年11月までに、ホールセール部門(10億ドル、約1100億円)で6割後半、営業部門(約300億円)で5割程度進んだと述べた。今後も「コーポレート部門を中心にさらに合理化し、コスト構造の抜本的見直しを進める」と強調した。

野村HDが49%出資するLINE証券を通じ、新たな顧客層を取り込む考えも重ねて説明した。永井氏は、事業説明会で「アジアを中心とした富裕層の広がりを見逃すことはできない」との認識も示し、中国合弁の野村東方国際では「3年後にフルライセンスで事業展開したい」と語った。

情報漏えい問題を受けて役職員の行動規範も新たに策定し、成長分野での収益拡大と併せて内部管理体制の立て直しも急ぐ考えで、新たに社長に就任する奥田健太郎副社長は「今のメインプレーヤーが『将来のメインプレーヤー』になれるのか危機感を抱く中で、変革のスピードを上げていきたい」と括った。奥田氏の社長就任は20年4月1日付。

(山口貴也)

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

再送フーシ派がイスラエル攻撃、イエメンの親イラン武

ワールド

再送-UAEのアブダビで5人負傷、火災も発生 ミサ

ワールド

タイ新政権、来週発足へ アヌティン首相が表明 

ビジネス

中国の大手国有銀3行、25年の利益ほぼ横ばい 不動
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 2
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊張緩和の兆しか
  • 3
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?...「単なるホラー作品とは違う」「あの大作も顔負け」
  • 4
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 5
    ウィリアム皇太子が軍服姿で部隊訪問...「前線任務」…
  • 6
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 7
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 8
    「俺たちはただの人間だ」――BTSが新アルバム『ARIRAN…
  • 9
    日本経済にとって、円高/円安はどちらが「お得」な…
  • 10
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 1
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
  • 2
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 3
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店員も「なすすべなし」の暴走モード
  • 4
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 6
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 7
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 8
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 9
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 10
    【クイズ】2年連続で「世界幸福度ランキング」で最下…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中